2006年12月27日

人を動かす

おはようございます。熱血バンカーです。

昨日1歳5ヶ月の娘がようやく一人歩きをはじめました。たまらなく可愛いものですね。子供は確実に成長しています。自分も負けずに頑張らなければ。

昨日、こんなことがありました。

ただいま新規で訪問中の優良法人があります。そちらのオーナーさんは不動産投資に興味を持っておられて、その情報提供力には自信があるため積極的に情報を提供してきました。

直近でご紹介したものがかなり気に入ったらしく、詳しく話をしたいと一歩前進。

ところがここで問題が発生しました。

その物件情報は直接の私共のお客様からのものではなく、他のルートから入ってきたもの(我々はこれを業者案件と呼びます)だったのです。ルートを再度しかり確定して、売主側の仲介業者にコンタクトをとると、『買い側の仲介もうちでなければ物件は出せない。』と言ってきました。

3億程度の買い物なので、3%を手数料とすると約9百万円の仲介手数料が見込める案件なのに、、、

仲介も手がけることの出来る我々としては非常に面白くない話でした。

でも、我々は銀行として仕事をしています。ということは仲介だけが業務では当然ありません。この情報提供を通じてその新規先と懇意になれるのであればこれはありがたい話です。仲介はいらないということで話を進めました。

でも、実際に物件を見てみるといろいろ問題がある。これは専門家にみてもらわないといけない。

この専門化が当店の不動産課ということになります。しかし彼らは動きたくない。そりゃそうですね。商売にならないんだから。

私の弱点でもあるのですが、こうなるとうまく相手に動いてもらうことができないのです。すぐに引っ込んで自分で何とかしようとしてしまう。で、商機を逸してしまう。

嫌な予感がしました。

これを直属の上司である新規チームのリーダーが助けてくれました。

『せっかくあいつがとってきた有望な話なんだ!全力でサポートしてやろう!』と(恐らくわざと)大げさに騒いでいただいて、周囲を『協力してやらないといけないな』という雰囲気にしてくれました。

このサポートは本当に嬉しかった。自分ひとりだときっとひっこんでしまっていた。ここでも出来る人間とそうでない人間が分かれるのでしょうね。本当は自分一人で周囲が『あいつなら仕方ない、助けてやるか』という風に思われないといけないのですが。

嬉しかったのと同時にとても勉強にもなりました。

恐らく当事者としての自分がやるよりも、サポートする側の人間の方が、そのほかの人間も動かしやすいものだと思います。

皆様が部下のいるリーダーなのであれば、是非こういう動きを参考にされてくださいね。部下もその人のために頑張ろうと思うようになります。

では皆さん、本日も頑張っていきましょー!


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Posted by 熱血バンカー at 06:48│Comments(0)学んだこと
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福岡は商売っ気が少ないようですね。ギスギスしていないという方が適しているのかな。
サービス精神はあるが、商売っ気が薄い福岡の飲食店【福岡あるある情報銀行】at 2007年02月22日 06:58
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